卵の殻と食酢

予想される効果(*科学的な検証をしてません)
有機酸カルシウムという市販の肥料・活性剤があるのでそれと同じだと思われる。
・植物の細胞壁が強くなり、抵抗力がつく 病気予防
・カルシウムの欠乏症の予防
・成長活性 など…
農薬と言うより液肥になるのかな?

願望
管理人個人的にはアブラムシが付くのを防ぎたい。(防虫)
結論:無理。殺虫効果はありません。


用意するもの(使用する際は水で希釈します。)
○容器
○卵の殻 約10g 卵1.5個分以上(酸度4%の酢に約10gの卵の殻が溶けるらしいです。)
  *溶け残るのを想定してます。溶けきったら追加します。卵一個あたりの殻(M~LL:6g~7g)
○酢300ml (ミツカン穀物酢 酸度約4.2%)

単純に考えて、
◆卵1個分の殻なら酢200ml
◆原液を作り置きしたくない場合は、
  10mlの酢に殻を入れて数日置いて、水1.5ℓにそれを加えたら150倍希釈液
  5mlの酢に殻を入れて数日置いて、水1.5ℓにそれを加えたら300倍希釈液

作り方(原液)
容器に卵の殻と食酢を入れ溶けるのを待つ
ガスが発生するので、密閉しない。(ガスを逃す為に蓋をしない、またはガスを抜く穴を開ける。)
(反応速度とか調べるつもりないので、1日おきに様子を見る程度)
卵の薄皮は溶けないので取りぞきます。
濾して別の容器に保存をする。(溶け残りが噴霧器に詰まるのを防止する為)

卵の薄皮について、卵の殻から取り除くのは面倒ですので、
殻を溶かした後に取り除けばいいと思います。

散布方法
希釈して使用します。
*市販の有機カルシウム剤は500-1000倍に希釈して使います。
植物全体に 10日間、2週間毎に日中を避け朝か夕方に散布
薄めの濃度で数多く散布したほうがより効果的らしいです。
<禁忌事項>
市販の有機カルシウム剤は、アルカリ系の農薬との混用、りん酸が含まれている葉面散布剤とは混用を避けるよう注意事項があります。

今回作ったモノは
なんとなくの計算と私の性格により150~300倍の希釈でいいんじゃないの?と思ってます…
備考:自然農薬レポート(下書き) 
*これといった科学的根拠はございません。原液5ml、10mlを水1.5ℓで希釈する方が楽だから。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1249306597
上記のリンク先では1000倍に薄めて効果が出ているとあります。


実際に作って散布してみる
散布は150倍と300倍に希釈しています。(予定)
自然農薬 卵の殻 酢

自然農薬 卵の殻 酢

自然農薬 卵の殻 酢
すぐ反応が始まりました。

自然農薬 卵の殻 酢
11時間後の様子(バラバラになっているのは、かき混ぜた為)
卵の薄皮は溶けないので、漂ってます。

自然農薬 卵の殻 酢
卵の殻をさらに1/2個投入。

自然農薬 卵の殻 酢
38時間後 卵2個分の殻が溶けていたので更に1/2個分の殻を追加。
1日放置しましたが、目で見て分かるほどには溶けず。
結果、卵約2~2.5個分の殻が解けました。
(酢の酸度 酢の量 卵の殻の量 誤差の範囲…科学的な実験じゃないからいいや!)

ナスの皮 リトマス試験紙
出来た液体の性質について調べてみる事した。酸性、中性、アルカリ性?

スーパーで買ったナスがあったので、代替リトマス試験紙を作って調べてみた。
(煮汁でも可、ナスの漬物の汁でも出来ます。)
ちなみに作り方は、
ナスの皮を細かく切り、水で煮た汁をキッチンペーパーに染み込ませ乾燥させるだけ。

ナスの皮 リトマス試験紙
中性の反応がでました。

自然農薬 卵の殻 酢
コーヒーのドリップペーパーで濾しペットボトルに保存。
原液の完成。

10mlの原液に水1.5ℓ加えたら150倍希釈液
5mlの原液に水1.5ℓ加えたら300倍希釈液

参考までに
ペットボトルのキャップ1杯が約7mlです。


散布の様子
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